“日本のものつくりの現場では“中国の下請け化”が進んでいる。 「少し前まで中国の工場は日本メーカーの下請けでしたが、今や逆に傘下にブランドを持つメーカーに成長しました。こうした逆転現象はどんどん進んでいて、例えばファーウェイの通信機器などに日本の高性能部品が使われているように、日本の“中国の下請け化”が進んでいます」(同編集長) こうした中、日本にとっては、ニッチな分野を極めるのが生き残り策となるのだろうか。確かに日本には、「得意分野に特化し、特定の領域で強くなる」という考え方を提唱する専門家も少なくない。 だが、それも厳しそうだ。多くの研究施設が集積する川崎臨海部には、「ニッチでありながらも世界一」の技術を誇るメーカーが立地する。だが、内部から漏れるのは「ここ10年、いい製品が出ていない」という声だ。事情に詳しいM氏はこう打ち明ける。 「高性能製品を作っても、既存のもので代用できれば高く売れません。こだわり続けても時間とカネの無駄ということなのでしょう。日本の強みだった『もっとニッチ』が、壁にぶち当たっています」”
— 『すごいぞ、中国』という自画自賛映画を日本は笑っていられない | China Report 中国は今 | ダイヤモンド・オンライン